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  • CARO TESORO代表 曾山一郎インタビュー

カーロテゾーロ代表の輸入車への想い

ベンツ・BMW・アルファロメオ・ポルシェ・フェラーリ・プジョー……。あらゆる輸入車の内装やシートを修理・カスタムするカーロテゾーロの、車に対する想いとは? こちらでは、カーロテゾーロ代表へのインタビューの模様をご紹介します。輸入車への想いを、存分に語ってもらいました。

カーロテゾーロをオープンしたきっかけは?

子供の頃から車が好きで、「いつか車に携わる仕事をしたい」とずっと考えていたんです。学生時代に、車屋のバイトで新車の「テーマ8.32」に乗る機会が数回あって、その時のセダンでは考えられないようなフェラーリのエンジンフィールや、国産車にはない豪華な内装に感動を覚えました。

その感動が憧れとなり、その後、一度はサラリーマンになったものの常に心のなかでくすぶり続けていたんです。

運命の出会いによって転職を決意!目指すのは、自分自身が納得できる修理

サラリーマンをされていたんですね。この仕事を始めるまでに、どんなエピソードがあったんでしょうか?

サラリーマンをしていた私に、ある日運命の出会いがありました。出会った車の名は、私に感動と憧れを植え付けた「ランチャテーマ8.32」。歴代のオーナーが大切に乗られていた車で、とても程度のよい状態でした。

しかし、実際に所有して乗り始めると、どうしても気になる所が目についてくるようになったんです。それは、せっかくの豪華な内装が傷んでいることでした。

その修理をご自分でされたんですか?

なんとか綺麗に修理したいと考えて、まずは数社の内装修理業者へ問い合わせたんです。でも、自分が納得できる業者とは出会うことができませんでした。

それならば、自分で技術を習得し、自分で納得できるよう修復をしよう。そう考えたのが、この道に進むきっかけとなったんです。

車への愛情が道を切り開いたということですね。

そうですね(笑)。
そして今、多くの人達の協力を得て、満を期して「カーロテゾーロ」をオープンしました。今は、愛車を想うオーナー様と同じ気持ちで、車の内装修理を行っています。

作業へのこだわりや、気を付けていることは何ですか?

まずは作業に入る前にお客様と綿密な打ち合わせを行います。
それは、お客様のご要望に対して間違いのない最高の仕上がりにするためです。
お客様が一番気にしている個所(個所)、こだわりは、十人十色です。
そんなこだわりに応えられる仕上がりにすることにこだわりを持っています。

内装をきれいに保つ秘訣やアドバイスはありますか?

まずは基本的なことですが、車に乗り降りするときに気を付けること。
そして、鍵などの金物に対して車の塗装面などはキズ付きやすいので特に注意が必要です。
あとは、食べ物などをこぼしたらすぐに掃除をするなど、汚れたら気付いた時点でこまめな掃除をすることですね。
革部分が汚れたら、基本は堅く絞った水ぶきでOKです。
そのあとにクリーナーなどを掛けてあげると、よりきれいになります。

輸入車に乗っているオーナー様へ一言お願いします

私も車が好きで始めた仕事なので、お客様の気持ちを最大限に理解していると思います。
作業する心構えや、お客様の車に対する想いをしっかりとくみ取って作業を行います。
仕事として作業を行っていますが、一番は車が好きだから、大事な車をちゃんと直したいと思う気持ちは一緒です。
当社の会社名『CARO TESORO(カーロテゾーロ)』は、大切な宝物という意味もここからきています。

今後取り組んでいきたいことはありますか?

今後は介護車両のシートや車いすのシートを乗り心地の良いものへ張替え・取り替えを行う事業を展開しようと考えています。使う人のことを考えて素材にこだわり、より快適な車いすなどを作れたらと考えています。

あと、私自身も犬が大好きで犬を飼っています。
ペットの首輪やリードを大好きな車と同じ素材を使って作る商品のご提案を現在考えております。

最後にお客様へメッセージをお願いします

当社がある台東区はもともと革製品(カバン・靴)などの工場や構場が多くありました。
私もその先輩方から技術力を学び、新たに自動車という世界でその教えを活かしたいと考え会社を立ち上げました。

当社からは現在建設中の東京スカイツリーが見え日々大きくなっています。
私も現状の技術力に満足することなく、お客様へより質の高いサービスをご提案するために技術力の向上を目指しております。

お客様の夢や希望をお聞かせ下さい。
ご来店をお待ちしております。

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